コラム

漏電の原因

漏電とは文字通り電気が漏れている状態のことを言います。基本的に電気器具や電気配線には絶縁処理がされており、電気が漏れないようになっています。しかし、電線の老朽化や傷つくことで絶縁処理がはがれてしまうことがあります。ほとんどの場合これが漏電の原因となります。漏電した状態を放置しておくと、電気の使用量が多くなり、そんなに使っていないのに電気料金がすごいことになっているなんてこともあります。しかし、それだけではなく、感電や火災といった重大なトラブルの原因になることもあるのです。まず、漏電の可能性がある場合、前述の通り電気の使用量が異常に多くなったり、建物の金属部分に触れるとビリビリ痺れるような感覚があったりします。漏電の原因は配線もしくは、家電製品そのものにあることが多いのですが、漏電していたとしても家電製品は普段通りに動くため、気づきにくのです。では、具体的にどのような形で漏電が起こるのでしょうか。「コンセントが緩い」「ホコリが溜まっている」というような状態は漏電を招く可能性があります。コンセントが緩い場合接触抵抗が大きくなり、電流が流れると発熱します。この状態が続くと最終的に発火する恐れもあります。また、コンセントの根元にホコリが溜まったまま長期間使用していると、湿気で電気を通しやすくなったホコリに電流が流れ発火するなんてこともあるのです。少しでも異常を見つけたらすぐに対処し、それでも漏電が起きてしまった場合には業者に依頼し漏電箇所を修理してもらいましょう。

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